
ポーターフィルムの長財布のエイジングってどう?
1年使った革の経年劣化の状態を見てみたい
こんな疑問に答えます!
1年前2年前に購入したポーターのフィルムシリーズの長財布
L字のファスナータイプの高級感のある革財布で大人の雰囲気がとても気に入っています。
革財布は経年劣化による1つ1つ表情の違う自分だけの財布を育てる楽しみがあります。
今回は実際に1年間2年間使ってみて革のエイジング【 経年劣化 】の具合を紹介したいと思います。
経年劣化(エイジング)とは、”年月が経過することによって品質や性能がかわること“です。
財布を使い込んで行くことで、味が出てくる過程を楽しめます。
ポーターフィルムの基本情報と開封時の状態


まず最初に1年前2年前の購入時の状態がこちらです



開封直後なのでピカピカですね!
そしてポーターフィルムの基本情報がこちらです
商品名 | FILM(フィルム)/ラウンドファスナー長財布 187-01346 |
価格 | ¥31,350(税込み) |
カラー | ブラック |
サイズ | W195/H100 |
素材 | 表:牛ショルダー革(イタリア輸入革・タンニン鞣し・ガラス加工) |
重さ | 230㌘ |
生産国 | 日本 |
備考 | 【メイン開閉】ラウンドファスナー 内側/ カードポケット×8 フリーポケット×3 ファスナー小銭入れ×1 札入れ×1 |
ポーターフィルムシリーズは全13種類あり素材は全て共通の牛ショルダー革(イタリア輸入革・タンニン鞣し・ガラス加工)となってます



本皮特有の良い匂いがたまらんのぅ




1年間2年間使ったエイジング具合は?


こちらが1年間2年間愛用してるポーターフィルムです
テカリ具合が落ち着いた感じでしょうか?
小キズが目立ちますね(涙)
革製品はデリケートなのでキズに注意したいですね


革の表面はガラス加工とヤスリ掛けを施してあり濃淡のある表面になってます。
革特有の良い匂いがまだします。
違う角度から




続いて内装
裏地を使わず贅沢に革のみで仕立ててあります。
最初は硬かった開口部もだいぶ馴染んできました。
ポーターフィルムはエイジングが起こりにくい?


本革の製品にも経年劣化が起こりやすいモノと起こりにくいモノがあります。
その違いは何かと言うと色つけ方です。
革製品は真っ黒のものから茶色やカラフルなものまで色々な商品がありますよね?
色つけの種類は主に
- 染料
- 顔料
- 素仕上げ
の3つになります。
経年劣化が起こりやすいのが【 染料仕上げ 】【 素仕上げ 】です。
逆に起こりくいのが【 顔料仕上げ 】と言われています。
そしてポーターフィルムの色付け方法は【 顔料仕上げ 】と書かれています。
肉厚なショルダー革に薄い顔料の膜を何層にも丁寧に塗り重ねるガラス加工を施し、さらにヤスリで表面を軽く削ることによって、濃淡のある独特の表情を出した革小物シリーズです。
そのためポーターフィルムは経年劣化が起こりにくい製品になっています。



しかし顔料仕上げは何層も塗り重ねて色つけされているので長く使っていても新品の状態を維持しやすい利点もあるよ!
ポーターフィルムのおすすめメンテナンス


続いてポーターフィルムのメンテナンス方法を紹介します。
ポーターフィルムのメンテナンスで注意することは次の3つです。
- 汚さない
- 濡らさない
- 保湿する
この3つがポイントです。
その為にはブラシや防水スプレーで汚れ水分を防ぎ、保湿クリームで適度に潤すことが大事です。
ヌメ革にも使用できるこちらのクリームがオススメです
ブラシは馬毛が扱いやすいです。
革の縫い合わせ場所などは、汚れが溜まりやすいのでしっかりとブラッシングしましょう。


最後に防水スプレーを全体にまんべんなく塗布して完了です


ポーターフィルムを1年2年間使ってみた経年劣化(エイジング)のまとめ


ポーターフィルムを1年2年使ってみた経年劣化の具合を書きました。
正直経年劣化は「 まだまだこれからだな 」と思ったのが感想です。
これからも長い年月をかけて革を育てて行きたいです。
しっかりメンテナンスをして、使い込んで行こうと思います。